デジタル一眼レフや見られーレス一眼の現像に欠かせないレンズプロファイルによる修正

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更新:19/12/24 | Raw現像に欠かせないレンズプロファイルによる修正 | Lens profile

Raw形式の画像ファイルとは

Rawとは「生」という意味ですが、カメラで撮った写真の情報を取りこぼしなく記録したのがRaw形式の画像ファイルという物になります。全ての情報を盛り込むためサイズが大きくなるのが難点ですが、各社独自の軽量形式も提供しているので確認してみましょう。例えば、CanonではRawファイルのサイズがほぼ半分になるcRAW形式というものを選択出来るようになっています。

cRaw形式では通常のRaw形式と比べて暗い写真の現像時に若干暗所部分が荒くなる傾向がある以外画質に劣化はありません。

Rawファイルのメリットは以下の通りです。

  1. 全ての情報が含まれるため、後から露出などの情報を変更しても画質の劣化がないだけの元データが維持できる。(元の画質以上に向上させることは出来ないが、画像の保存時に画質劣化してしまうことがない)
  2. JPEGなどのようにブロックノイズなどが発生しない。(画質劣化が発生しない)

Rawファイルのデメリットは以下の通りです。

  1. 撮ったままのデータが入るので、JPEG出力のように味付けされておらずそのまま使うには目おとりする。(Raw現像が必須)
  2. ファイルサイズが大きい。
  3. そのまま貰ってもスマフォなどでは表示されなかったりする。(DNGといったAdobe標準規格のフォーマットであればアプリによっては表示できるかもしれませんが、明らかにJPEGの方が万人向けのフォーマットです)
  4. 上記を踏まえると、Raw現像(=画像調整してJPEG出力すること)が必要。

Raw現像とは

Raw形式のファイルはそのまま完成というわけにはいかない事が分かってきました。

サイズも大きいし、画質調整がされていない化粧前のすっぴんのような状態です。そこで、以下のような操作をして最終出力となる画像(JPEG)を作成しなくてはならないわけです。この作業をRaw現像と呼んでいます。

  1. 露出調整(Adobe LightRoomなどであれば、「自動」でもOK)
  2. 色彩調整(若干ビビッドな調整を入れないとRaw形式は淡い写真になっているはずです。Adobe LightRoomなどであれば「自然な色彩」を+20〜+30ほどすると良い感じになる場合が多いです)
  3. カメラのレンズプロファイルによる修正(Adobe LightRoomやBridgeであればレンズ補正が可能です)

今回フォーカスを当てるのは、「3. カメラのレンズプロファイルによる修正」になります。このレンズプロファイルに夜修正が必要になる理由はレンズごとに光学的なクセがあるためです。一眼レフカメラ、ミラーレス一眼で無くても、スマートフォンのレンズであってもこの「クセ」は存在しています。

  1. 糸巻き、樽形の歪み
  2. 周辺減光
  3. 色収差

レンズごとにクセが異なるため、前出の露出自動修正や、自然な色彩自動修正のように「自動修正」が出来ないのが困りものです。そこで重宝するのがレンズプロファイルによる修正機能です。

あらかじめレンズごとに修正データが用意されていて、適用するだけで上記のレンズプロファイルによる修正が行えてしまうという優れものです。

Adobe LightRoom、Bridge

ここで幾つか注意事項が出てきます。

  1. レンズごとのプロファイルを提供しているようなきめの細かいツール、アプリはAdobe LightRoomくらいしかない。(実際には他にもありますので後段の比較表をご覧下さい)
  2. JPEGには適用できない(Raw形式のファイルにしか適用できないようになっています)

Adobe LightRoomは個人で写真を趣味にしている人にとって等身大で便利なツールなのですが、如何せん月額契約が必要となる有償のソフトウェアとなります。サブスクライブ契約するとスマートフォン用のアプリを使ってのレンズプロファイル適用も出来るので非常に強力なサービスなのですが、少し値段のハードルが高いですね。

また、JPEGには標準で対応していないのが基本となるので注意が必要です。つまりJPEG撮って出しの場合、レンズプロファイルによる修正がされないまま糸巻き、樽形歪みなどが残っている可能性があるということです。

特に、サードパーティーレンズのプロファイル修正はメーカーオリジナルの現像ツールではまず修正が出来ません。Canonのカメラと、Canonのレンズを使っているという場合であればメーカーオリジナルの現像ツール(例えばDigital Photo Professional)でお金をかけずに補正がかけられるのでお勧めです。

この辺りのサードパーティーレンズを多用しているような環境では面倒なのでAdobe LightRoomにお任せしてしまうのが一番簡単ではあります。

Adobe LightRoom他の比較表

Adobe LightRoomはサブスクリプション型で常に(少しでも利用すれば)毎月定額でお金を払わなくてはなりません。そこで、買取型で手軽に購入できるRaw現像ソフトを探して比較表を作成してみました。

この時、個人的に重要だと思っている機能が幾つかあります。

  1. Raw現像機能
  2. レンズプロファイルによる修正
  3. 写真管理・整理
  4. 顔認識
  5. プラットフォーム(Mac版が存在すること)
  6. 価格

人によってはスマホ版が存在することとか、処理速度とか色々とこだわりのポイントは変わってくるかと思いますが、一眼レフ機やミラーレス一眼を折角所有しているのであればRaw撮影→Raw現像→レンズプロファイルによる修正は必須だと思います。

また、写真の管理も行いたい場合には当然、写真の管理・整理機能も欲しいところです。★付けタグ付けフォルダ管理や一覧表示などです。そしてここで欲を言えば顔認識が欲しいところです。顔認識機能があると、大量に撮った写真から知り合いが写っている写真を選んで現像、出力してプレゼントすることがとても簡単になるからです。

特にお子さんがいらっしゃる方には運動会、音楽会などこどもが集まる機会も増えるため、上手に撮れた写真を友達にプレゼントすることが容易に可能となるのです。

これら全てが揃っているのがAdobe LightRoomということにはなってしまうのですが、取り敢えず代替ソフトがないか確認していきましょう。

  Adobe LightRoom DxO PhotoLab Capture One Silkypix Luminar
イメージ
価格 無限大
生きている限り課金
¥980/月
¥35,250/3年

¥12,900

¥37,276〜
サブスクリプションも可能

¥17,800〜¥28,600 ¥9,560〜¥10,560
レンズプロファイルによる修正用のレンズ毎のプリセット

 

×
顔認識 × × × ×
画像管理 ×
強み 全機能をまんべんなくカバー ノイズ除去 プロも活用する豊富な機能 1ライセンスで3台までインストール可能 AIによるレタッチレベルに達した知覚的な現像
弱み サブスクリプションしか選択できない 画像管理が簡素 買い切りとは言え高い3年くらいが損益分岐となるためLightRoomとあまり変わらない レンズプロファイルはオープンソースデータを利用 現像パフォーマンスが悪い

総評

Adobe LightRoom

言わずと知れたクリエイター御用達のアプリメーカー。ただ、対象がプロのクリエイターと向けということでお値段が高いのが玉に瑕だった。それが更にサブスクリプションという名の下に生きている間は毎月お金を払い続けなくてはならない奴隷のような仕組みが導入され、ますます趣味のユーザーはとっつきにくくなってしまいました。

それでも、全ての機能において相応のパフォーマンスを提供してくれるLightRoomは間違いなく有力な選択肢の筆頭である事に違いありません。

DxO PhotoLab

プロも愛用するRaw現像ソフト。老舗(しにせ)で古参のソフトウェアベンダーですが、ノイズ除去機能に定評があるようです。ただ、全体的に追いついていない感もあり画像管理系が弱い印象があります。

Capture One

プロカメラマンの西田航さん(Youtube動画リスト)も愛用されているというCapture Oneは流石プロ仕様ということもあってか良い値段がします。お値段が結構するのでLightRoomと比較して自分に合った方を購入するという選択方法もありそうです。

Silkypix

日本メーカーが製造している国産ソフトという点では応援したい一品ですが、ホームページの作りが他社と比べて見劣りしたり、レンズプロファイルによる修正データがオープンソースのデータを利用していたりと不安要素も結構あります。値段が比較的安いので、とにかく安く、でもレンズプロファイルによる修正もしたいという方にお勧めです。

Luminar

あの「めっちゃ嬉しいです〜」が脳裏にこびりついて離れないプロカメラマンイルコ・アレクサンドロフさん=Ilko Allexandroff (Youtube動画リスト)もべた褒めのAI現像機能を備えた新進気鋭のアプリです。ただ、ファイル管理機能やレンズプロファイルによる修正機能などが弱いのでLightRoomの外部プラグインとして利用するのが吉のような気がします。AI現像機能は面白いのですが、これはもうレタッチのレベルになるのかなと思いますので、現像+小レタッチでとめておきたいという方には購入する必要は無いかも知れません。


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